職業訓練校を卒業した、りょうた(@waradeza)です。
5ヶ月間通った20名のクラスで、辞めた人は合計2名いました。
2名の退校理由は「子育て」と「就職決定」です。
訓練校に通い始めたばかりで、すでに辞めたいと考えてる人もいるかもしれません。
そんな方に向けて、卒業生の体験から「辞めない方が良い人」と「辞めても大丈夫な人」をご紹介します。
先に結論をまとめますと「感情(人が嫌&面倒くさい)」が理由なら、絶対に辞めない方が良いです。
理由も含めて解説します。
お忙しい方は目次からジャンプ可能です。
【辞めるvs辞めない】職業訓練校の退校デメリットは大きい
訓練校は退校するデメリットの方が大きいです。
理由は2つあります。
- 訓練校で貰えてたお金が終了する
- 転職活動で理由を説明しにくい
まず1つ目はお金がもらえなくなる点です。
公共職業訓練に通いながら、以下のお金が毎月振り込まれます。
基本手当 | 受給資格者証に印字される基本手当の日額 |
---|---|
受講手当 | 1日500円(上限40日分) |
通所手当 | 訓練校までの交通費 |
人によって金額が異なりますが、お金を貰いながら勉強できる環境は、なかなかありません。
しかも、正当な理由なく自己都合で退校すると「退校日から1ヶ月間は基本手当支給なし」です。
手当をみずから放棄して、辞めるのは本当にモッタイナイです。
アルバイトをしながら転職活動するぐらいなら、在学してお金を貰いながら転職活動したほうが損ありません。
お財布を気にしない状態で行動できる期間は、貴重です。
お昼休みや放課後をフル活用できます。
たとえば大手サイト『リクナビNEXT』のグットポイント診断をやって自己分析をするのも良いとおもいます。
2つ目が、退校した場合「転職活動の面接時」に説明しにくいからです。
途中で辞めた場合、履歴書に「職業訓練校」を書かない選択もできます。
ただし「空白期間」をごまかせないので自分で説明する必要があります。
どおしても、訓練校に行きたくないなら極端な話「8割」出席すればOKです。
一時の感情で退校するのは、やめたほうがいいです。
訓練終了日まで支給が延長(辞めるメリットなし)
意外と知られてませんが「訓練終了」まで支給延長されます。
所定給付日数が訓練期間中に終了しても、卒業までお金の心配をする必要ありません。
退職者の不安点は以下の2つです。
- 次の就職先
- 直近のお金
職業訓練校は、1つの不安を軽減できる状況を活かしながら、今後のプランを練れる大切な場所です。
一時的な感情なら、1日休んで、考え直したほうが良いです。
訓練校の給付金は所得税が免除
訓練校の給付金には、所得税がかかりません。
個人で確定申告したことある人は、そのメリットの大きさに気付きます。
たとえば、通常アルバイトで10万円の収入には税金がかかります。
一方で、訓練校から支給される失業給付には税金がかかりません。
【理由】職業訓練辞めたい人は損得を考えると良い
職業訓練を「感情」で辞めるのはお勧めしません。
クラスメイトに恵まれて卒業後も数名会ってますが、こればかりは「運」です。
目的は訓練校で仲良しを探すことではありません。
職業訓練校の時間は、冷静に考えると人生のごく一部です。
3ヶ月から半年程度ですので、授業がダメな場合は転職の準備に充てればOKです。
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自分は空き時間を利用して、転職サイト&転職エージェント(IT系)にも相談しました。
たった数ヶ月の人付き合いが理由で、学校を辞めるのは損です。
将来について考える時間を確保できたのは、とても大きかったです。
辞めない方が良いパターン(嫌な「感情」が理由)
訓練校を辞めないほうが良いパターンは以下です。
- クラスメイトで嫌な人がいる
- 先生が苦手
「感情」が原因で辞めるのは、正直、損です。
高校のように3年間あるワケでなく、たった数ヶ月です。
金銭的なメリットを含めて、賢い選択をとりましょう。
(辞めたい理由)クラスに嫌な人がいる
「クラスメイトが嫌で辞めたい」可能性は、ありえます。
対策としては、訓練校で「学生生活」を期待するのはやめたほうが良いです。
年代も環境もバラバラです。
相性は自分のチカラではどうにもなりません。
会社ではないので、訓練校で嫌な人がいれば「極力話さない」ようすれば大丈夫です。
たった、数ヶ月の関係なので、自分の目的に向かって勉強しましょう。
辞めても大丈夫な人(就職決定者&お金心配ない人)
辞めても大丈夫な人は2パターンいます。
- 就職先が決まってる人
- お金を気にしない人
在学中に就職先が決まっても、最後まで勉強することは可能です。
勤務日が受講終了以降の必要あります。(会社と訓練校の先生に相談すると確実です)
お金を気にしない人なら、辞めても大丈夫です。
職業訓練校に通っている間は、失業給付金をもらえます。
訓練校を辞めると、給付期間に影響します。
お金を放棄してまで辞める理由があるかどうか、考えたいところです。
訓練後の就職先が決定済みなら辞めても大丈夫
訓練校期間中に1名「就職」して辞めていきました。
次のアテがある人は「途中退校」しても問題ありません。
訓練中に就職を決めるためには、いち早く準備が必要です。
強制的に訓練校を退校になるケース
辞めたくなくても「強制的に退校」になるケースもあります。
- 授業を妨害(迷惑行為)
- 出席日数8割以下
訓練校のオリエンテーションで言われましたが「欠席」はできる限り避けましょう。
授業の後半になると「企業の面接」で午後に早退する可能性もあります。
早めに休んでしまうと、8割の壁がツラくなります。
自分は面接のかねあいで「3回」ほど早退しました。
- 午前→授業参加
- 午後→企業面接(早退)
学校に事前申請したため「欠席扱い」にはならなかったです。
午前に出席して午後は早退も可能
辞めたい人は訓練校を利用して転職すればOK
辞めたい人は考え方を変えて「訓練校を利用」しましょう。
- 転職活動のための情報収集の場
- PC利用できる勉強部屋
- お金をもらいながら転職活動の準備できる場所
発想の転換をすると「恵まれた環境」です。
職業訓練に行けば、かならず転職できるワケではありませんが、辞めてアルバイトをしながら転職活動するのは大変すぎます。
せっかく合格したのに放棄するメリットは見当たりません。
訓練校に通いつつ、転職サイトを併用するのが効率的です。
転職サイトは大手で無料の『
その他もタイプ別にまとめました。
すこしだけ我慢して、先をみこして行動していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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